日本のお笑いに社会風刺・政治ネタが少ないのは実に素晴らしいことだ!


ウーマンラッシュアワーがTHE MANZAIで、風刺系のネタを披露して以降、「お笑いに社会風刺は必要か?」なる議論が巻き起こってきた。

ウーマンラッシュアワーの村本さんも賛否両論あっていいとのスタンスで、お笑い界以外の文化人の方々も、お笑いの風刺について、様々な意見を述べている(茂木健一郎氏等)

そこで、今回は私もそこに乗っかり、お笑いと社会風刺に関して書いていきたい。

結論はタイトル通り、「日本のお笑いに社会風刺・政治ネタが少ないのは実に素晴らしい」という結論だ。

 

ウーマンラッシュアワーのTHE MANZAIネタはとてもよかった

社会風刺や政治ネタが少ないのは素晴らしいことだというのが結論だということに変わりはない。

しかし、社会風刺なるものは禁止してはならない。

そういう意味で、ウーマンラッシュアワーのネタがきっちりと放送されたのはとてもよかったと思う。

非常にメッセージ性の強い漫才で、明確に伝えたいメッセージが伝わったのなら、それでいい。

では、なぜ私が社会風刺ネタが少ないのが素晴らしいと考えるのかをここから紹介していきたい。

 

社会風刺ネタがありすぎると・・・飽きる

そもそも風刺ネタをもっとやれと言っている人達は1つの番組に何組社会風刺ネタをやってほしいのだろうか?

漫才番組を見ていくと、爆笑問題が出演する漫才番組は必ずと言っていいほど、爆笑問題の社会を取り扱ったネタで最後締めくくられる。

年末年始に行われる漫才番組は特にそうだ。

その爆笑問題に加えて、風刺ネタをやるコンビが出てくるとなると、1つの番組に2~3組の風刺ネタコンビが出てくることになり、正直見てる側が飽きるのではないかというのが個人的な感想だ。

 

風刺ネタ増やせ派はどう増やして欲しいのか?

風刺ネタを増やして欲しいと願っている人達はM-1グランプリ等の賞レースでも、風刺ネタをしてほしいと願っているのだろうか?

そのような舞台で、風刺ネタをやって、大爆笑が取れるならとっくに誰かがやっているだろう。

しかし、それがないのは見ている人達が笑わないからに他ならない。

それには日本人特有の土壌があるに思う。

 

社会風刺が少ない=様々な場面にネタがあるということ

社会風刺は少ないかもしれないが、日本の芸人はレストランでネタを作ることができる。

他にも「医者と患者」や「コンビニ」や「オヤジと息子」等、日常場面をネタにすることができる。

そこが日本の強みだ。

やりつくされていて、日本人にとっては飽き飽きしている設定かもしれないが、海外のショー的要素の笑いとは一線を画している。

 

海外のお笑いはショー

海外のお笑いはショー的な要素が多く、日常場面を切り取るようなお笑いはなかなかない。

日本で言うと「パフォーマンス」的なお笑いが主流だ。

そのパフォーマンスの中に、社会風刺等が入っていたりするが、それを日本のお笑いと比較するのはナンセンスだと感じる。

日本にはショー的なお笑いは少ない。

大きなセットをふんだんに使って、大掛かりに笑いを取るのが主流ではない。

マイク一本、机やイスなどのありふれた道具を使って笑いを取るのが主流スタイルだ。

海外と比較するのは全く意味のないことだ。

 

店員ネタや医者ネタを過小評価するな

先程も触れたように「コンビニ店員」や「医者と患者」でネタができることをもっと評価すべきだ。

海外のお笑いを見ると派手なショーや政治ネタが多いので、それに憧れがちになるが、日常の世界を笑いに昇華する日本独自の笑いはもっと評価されるべきだ。

日常をネタにするコンビもいれば、風刺ネタをやるコンビもいる。

日本のお笑いは実に多様だと私は考える。多用であるがゆえに、風刺ネタをする絶対的な必要性がないのだ。

 

日本人の風刺=称賛による拍手の文化を理解せよ

社会風刺と言えば、詩や川柳などの世界でも風刺があったりする。

その社会風刺したものを読むと、日本人はどのような反応を示すのだろうか?

拍手である。

「それは川柳や詩だからではないか?」という意見があるかもしれないが、ウーマンラッシュアワーのTHE MANZAIの漫才を思い返して欲しい。

笑いよりも拍手が起こってはないだろうか?笑いが全くないとは言わないが、「笑い」よりも「感心」の要素の方が強いように私には見えた。

このことから、日本人には風刺を笑う文化は薄いと見る。

日本人は風刺に対して拍手を送るのだ。

 

風刺ネタが少ないのは素晴らしい~まとめ~

風刺が多くなってしまうのはそこでしかネタを作る要素がないからだとも言える。

そういう意味では日本の笑いは実に多様で、日常生活を笑いにできるという類まれなる長所を持っている。

「コンビニ」や「医者」でネタができている日本独自の凄さ。

それをもう一度再確認してもらいたいと願う。

 

p.s 風刺なら、ザ・ニュースペーパーがいるじゃないか!?

風刺のお笑いで言えば、ザ・ニュースペーパーがいるじゃないか!?

というより、風刺をしている人達は探せばいます。

風刺ネタに飢えている人はザ・ニュースペーパー様のモノマネを見て、笑いましょう!!!


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goro

竹内ゴロー。大学卒業後、即月収一桁の極貧へ。お笑いに携わるべく養成所入り。その後、面白いものを書くことに目覚める。人生をどん底から立て直し、明るく生きる方法を発信中!趣味はプロ野球観戦、ハロプロ。