老後の生活費の平均はいくらなのか知りたい!
そんな老後の生活費について知っておきたい知識を様々な運用をかじっている私がまとめました。
将来のことを考えるとやっておきたい資産運用ですが、よくわからなくてなかなか手を出せないですよね?
私も最初はそうでした(今はスーパーでお菓子を買うがごとく手を出してしまってますが笑)
ですが、知っておくと将来的に役立つのが資産運用です。知識を吸収して自分に合ったものが何なのかを見極めていきましょう。

目次
老後の生活費の平均額は!?
22万円・24万円だとかいろんな数値が出ているんですが、1ヶ月20万円代前半のお金が1ヶ月で必要になります。
夫婦の場合は2人でおよそ25万円ほどの支出が見込まれます。
仮に月25万円生活費が掛かるとしたら、1年で300万円掛かる計算になります。10年で3000万円、20年で6000万円。
年金が月20万円入れば、20年で4800万円入ってくる計算ですが、先ほど書いたように今後の制度がどうなるかはわかりません。
年金受給額は働き方によって変わってきますが、老後の資金は2000万円が必要とも言われています。
今試算されている老後の生活費の平均を今の制度でまかなえない?
今試算されている老後の生活費の資産は年金がこれまでの通りの制度の下で分配されていることが条件になります。
退職金やその他の制度に関しても、現在の保障が今後も続いていくことが大前提です。
しかし、20年後・30年後に定年退職を迎える場合、その制度がどうなっているかわかりません。
完全に破綻していることはないと思いますが、年金需給対象年齢が引き上がったり、退職金が減っていたりする可能性は大いにあります。
老後の生活費を補うために知っておきたい個人の対策
老後の生活費の平均額を知って、「このままではやばい!」と思ったら、個人での対策を早急に打っておきたところです。
個人で老後の対策を打つにはどんな制度があるのでしょうか?
iDeCo
iDeCoは個人で入る年金として最近注目を集めています。
メリットもデメリットもあるので、しっかりチェックして、自分に合ったものか検討していきましょう!
【iDeCoのメリット】
- 老後の給付金を増やすことができる。
- 月々5000円から設定できるので、気軽さがある
- 掛金額は1年に1回変更することができる
【iDeCoのデメリット】
- 60歳にならないと引き出すことができない
- 掛金は変えれるが、やめることはできないため、家計が圧迫された時に苦しくなる
将来の年金を増やすには役立つiDeCoですが、60歳になってはじめて引き出せるので、それまでに生活が苦しくなってしまった時が問題になります。
40代で家計が苦しくなったとしても、iDeCoへの積立をやめることができません。
一度始めてしまったら、積立をやめられないということはしっかり押さえておきましょう。
楽天証券→「確定支出年金iDeCo」で詳しい説明を見ることができます。動画もありますので、ぜひ一度参考にしてみてください。
つみたてNISA
つみたてNISAは運用期間20年で行う運用で、年間40万円まで投資することができます。
国が定めた基準を満たした投資信託に投資するもので、毎日100円から投資できるシステムです。
詳しい説明は楽天証券のつみたてNISAで見ることができます。
ロボアドバイザー
iDeCoやつみたてNISAはいろんな商品の中から選ぶので、少し難しさを感じてしまうかもしれませんが、ロボアドバイザーは簡単です。
運用時にやることは口座にお金を入れるだけ。
とても簡単です。主なメリットとデメリットは
【ロボアドバイザーのメリット】
- ロボットが自動で運用してくれる
- 月々自動で積立設定でき、積立をやめることができる
- 運用資金をいつでも引き出せる(できれば、引き出さない方がいい)
【ロボアドバイザーのデメリット】
- 年1%ほどの手数料が掛かる
- 投資の知識が豊富な人はロボットの運用では物足りなくなる
が代表的なロボアドバイザーで、ウェルスナビは10万円〜、THEOは1万円〜運用を開始できます。
DeTAX機能があるウェルスナビを中心に私は運用していますが、「初期運用の10万円はキツイ!」という方はTHEOがいいでしょう。
ウェルスナビとTHEOでは運用の無料診断を行うこともできますので、一度診断してみてください。(5分ほどで終わります)
ソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングは比較的短期で行う投資で、運用期間は数ヶ月〜2年ほど。
案件によって運用年数は違ってきます。
メリットとデメリットは
【ソーシャルレンディングのメリット】
- 比較的短期で運用を行うことができる
- 投資した後は運用期間が経過するのを待つだけなので、市場の動きなどを注視しなくてもいい
- 1万円からできるので、気軽さがある
【ソーシャルレンディングのデメリット】
- デフォルトリスクがある(元本毀損リスク)
- 投資案件があまりない場合がある
がソーシャルレンディング業者としてあり、fundsは1円から運用できるのが長所。
ほとんどのソーシャルレンディング業者は1万円から運用開始できるので、比較的気軽に運用開始できます。
ソーシャルレンディングに関しては詳しく開設した記事もありますので、参考にしてみてください。
株式投資
株式投資はハイリスク・ハイリターンの投資ですが、お金の大きく動かしたい時には知っておきたい投資です。
リスクは大きいですが、得られるリターンもここまでに紹介した投資よりもあります。
ただ、株式投資を勉強なしで、始めてしまうと損をする可能性がかなりありますので、まずはしっかり知識を身につけましょう。
- 本を読む
- 株サイトに申し込む(株ジャーナルなど)
- セミナー参加
などの方法がありますが、まずは様々な本を読んで勉強していくのがいいかと思います。
全ての本を買っていくとお金が掛かるので、登録初回30日無料の電子書籍読み放題サービスkindle unlimitedを活用すると安く本を読めるので、オススメです。
老後のお金の対策で初心者向けなのは?
運用初心者が運用を始める際の難易度をまとめました。
操作のしやすさという観点だけでまとめたものであり、利回りが大きく得られるという観点ではありませんので、ご了承ください。
運用の種類 | 難易度 | 理由 |
ロボアドバイザー | ☆ | ・口座を開いて、入金するだけ。 ・運用の始めやすさはかなりある |
ソーシャルレンディング | ☆☆ | ・一度投資したら、運用期間はほっておいてOK。 ・少額からできるので、実際に運用して勉強しやすい |
iDeCO | ☆☆☆ | ・こちらも放置でいいが、一度始められたらやめられないリスクはあり。 |
つみたてNISA | ☆☆☆ | ・運用期間が長く、初心者はどの商品を選べばいいか悩む。 ・少額でできるので、そこは強み |
株式投資 | ☆☆☆☆☆ | ・難易度は高い ・それなりのリターンを得るためには勉強が必要 |
始めやすさとしてはロボアドバイザーが始めやすいです。
自動積立の設定もでき、途中で設定を解除することもできます(できるだけやめない方が運用の効果は高い)
ソーシャルレンディングもほったらかしでいいので、難易度はそれほど高くありません。
表にある通り、株式投資が最も難しく、iDeCoやNISAは真ん中ぐらいです。
最初は少額でOK
ロボアドバイザーのウェルスナビは10万円〜ですが、それ以外は1万円以下からスタートすることができます。
運用額が大きくなれば大きくなるほど運用は効果を発揮してくれるんですが、最初は少額からでOK。
1万円から運用できるものもたくさんありますし、1円から投資できるのも登場しました。
まずは知識として知った上で、自分で実感しておくことが大切です。
お金を運用する経験をたくさん積んでおくことで、自分の得意な運用方法が見えてくるようになります。
痛手にならない少額で、経験を積んでいきましょう!
挑戦できる場合は副収入も老後のために効果あり!
挑戦できる場合は副収入にも積極的に挑戦することがオススメ。
毎月数万円でも収入が上がっていくと、かなり生活は楽になりますし、運用に増やせるお金も増えます。
具体的な副収入の作り方は月5万円稼ぐために今すぐ登録しておきたいサイト厳選!という記事にまとめてあります。
副収入を得る方法はたくさんあるので、自分のあったものを最終的には見つけ、どんどん収入を上げていくと人生が変わっていきます。
ブログを副業にしたい方は以下の記事もありますので、参考にしてみてください。
まとめ:老後の生活費の平均額は?将来に向けてやっておきたいこと
老後の生活費の平均額は20万円代前半です。
老後の資金をまかなうにはお金の知識を蓄えることが大切です。
この記事に挙げた方法をはじめてみるでもいいですし、本などで勉強を始めてみるのも1つです。
kindle unlimitedなどのお得なサービスもあります。
今は無料で受けれるお金の教養講座セミナーなども登場しており、老後に備えて比較的安く勉強できるようになっています。
まずは勉強でも実際の運用でもいいので、何か将来の対策を立ててみることが大事です。
老後の生活をよくするためにも、自分にとって有効な方法を模索していきましょう!