年商1億円稼いだ松山太樹さんの本「自分軸で生きる力」
「年商1億円稼いで精神崩壊した物語から学ぶ」が印象的な本ですが、その本を読んだ感想を今回はレビューしました。
個人でビジネスを始めたい方や個人事業主になりたい方向けの本で、ビジネスのヒントが詰まっていましたよ。
目次
「自分軸で自由に生きる力」の感想とレビュー
「自分軸で自由に生きる力」を読んで感じたことは以下の3つです。
- 具体性の話
- 勉強になった本の読み方
- 作業量の話
特に具体性がある点がよくて、本の内容がスラスラ入ってきました。
この本で印象に残った具体的なエピソード
この本で一番よかったのは具体性です。
普通ではあまり経験できないような体験がこと細かく書かれていました。
印象的だったエピソードは下記です。
- 「褒める 」「悪口を一切言わない 」「全責任を自分の責任にする」を実行したことで、ブラック企業時代の上司の対応がどう変わったのか?
- 稼げるようになるまでの道筋。
- ビジネスメンバーが陥った収益減少時のエピソード
こういった体験が心情の変化や時系列の変化に即して書かれていたので、大変読みやすかったです。
途中で途切れることなく読み終えることができ、2時間ほどで読み切ることができました。
勉強になったのは「本の読み方」
本の内容で一番勉強になったのは本の読み方です。
多読の中で共通項を見つける話が有益で、短時間で多くの本の重要部分をサクッと読むなど具体的な読書法も書かれていました。
また、タコライスで本が汚れる例は面白かったです。
「綺麗な本の状態のまま本を読み進めたページより、タコライスで本が汚れたページの方が記憶に残る」という話だったのですが、私も同様の経験があり、まさにその通りだと感じます。
私自身ブロガーなので、アフィリエイトについて多く書かれたこの本の内容には共感する点が多くありました。
特に「楽をすると搾取される可能性が高い」という意見には同意で、私自身ブロガーとして稼ぐまでに一番重要だったのは作業量だったと思っています。
年収数千万円というレベルで稼いでいるわけではないですが、それでも作業量は重要。
オンラインブログスクールで勉強もしましたが、決して「楽に稼げる系スクール」ではなく、作業量を必要としているものでした。
ブロガー視点で共感した「毎日の作業」
毎日の作業継続が重要だという話も納得で、私も2018年〜2019年はブログを書いてない日はありませんでした。
それぐらいやれば、生活するのに困らないぐらいのお金は手に入ると思います。
数千万円・数億円と稼ぐ場合は話が別かもしれませんが、毎日の作業継続は収入を作る上で必要不可欠だと感じていたので、この本で確認できてよかったです。
私自身も、記事をたくさん書いたことで「稼ぐ記事の感覚」が身についたので、作業量は無駄になっていません。
2020年以降はブログを書いてない日もありますが、毎日頑張れば、作業量は報われるというのを改めてこの本から感じました。
- 具体的なエピソードが多く書かれていることで、読みやすさがあった
- 多読など本の読み方が具体的に書かれている
- ブログや個人で事業をやっている人には共感できる点が多い
「自分軸で自由に生きる力」はノウハウ本ではない
この本は簡単に稼げるノウハウが身につく本ではないと感じました。なので、「本を買ってすぐに稼ぎたい」という人は買う必要がない本です。
こう書くと一見ネガティブに思うかもしれませんが、本には長く稼ぐための本質がたっぷりと書かれています。
- 短期的なノウハウではなく本質を学ぶことが重要
- すごい人を真似る発想が大切。表面だけではなく、中身を突き詰める
- 大魔王を倒すのではなく、スライムを1000匹まずは倒す(個人的にはかなり好きな表現でした)
一瞬楽をして後で絶望するよりも、長期的に稼ぎ続ける本質を身につけた方が人生トータルでは良くなると本を読んで感じました。
この本は楽な道ではなく、人生をトータルでよくしてきたい方にとっては良書だと思います。
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