ドコモユーザーなら特に知っておきたいTHEO+docomo。
ロボアドバイザーTHEOがドコモユーザー向きにポイントを付与するものなのですが、メリット・デメリットはどのようなところにあるのでしょうか?
【この記事でわかること】
- THEO+docomoに向いている人は一体どのような人?
- THEO+docomoはどんな投資?
- THEO+docomoのメリット・デメリットは?
これらの点をこの記事では解説していくので、参考にしてみてください。
目次
THEO+docomoのメリット
THEO+docomoのメリットをまずは紹介していきます。
実際にどのような人がTHEO+docomoに向いているのでしょうか?
dポイントが貯まりやすい
THEO+docomoのメリットとして、dポイントが貯まりやすいことが挙げられます。
- 資産1万円を運用すると、毎月1ポイントゲットできる
- ドコモ回線の場合、ポイント数が1.5倍になる
- 少額で運用をスタートできる
といいうメリットがあります。
高額を運用した場合のポイント数は以下の通りです。
資産運用できる上に、ポイントまでついてくるというのがTHEO+docomoのメリットで、資産運用による運用益とポイントの二重取りができるシステムになっています。
自動で運用できる
THEO+docomoの魅力は自動で運用してもられることです。
投資する側がやらないといけないことは
- 入金
- 積立設定
この2つだけで、何を買ってどのような運用をするのかは全てロボットが自動で決めてくれます。
お金を入れ続けるだけで、手軽な資産運用ができるので、資産運用の手間は激減。
投資にあまり気を使うことなく運用することができるのも大きなメリットです。
少額から運用スタートできる
THEO+docomoの運用は1万円からスタートすることができます。
投資は高額だというイメージを持っている人もいるかもしれませんが、今は1万円でもかなりの投資が可能です。
- 1万円で投資を開始できる
- 積立設定をするだけ
- 元本保証ではないものの、毎月貯金する感覚で投資することが可能
少額からスタートすることができ、自動で運用してくれるので、初心者向けの投資だと言われています。
THEO+docomoのデメリット
THEO+docomoにはデメリットもあります。
- 元本保証ではない
- 長期投資を前提としたシステムである
- THEO+docomoがそもそも自分に向いてない可能性
これらの点について、ここからは掘り下げていきます。
元本保証ではない
THEO+docomoは投資なので、元本保証ではありません。
自動で運用してくれますが、絶対に元本を上回るなんてことはなく、元本を下回る可能性もあります。
投資の基本である「長期・積立・分散」による投資を行うものがTHEO+docomoなので、最終的にはプラスになる可能性が高いです。
しかし、何があるかわからないので、運用実績がマイナスになる可能性も頭に入れておいてください。
長期投資を前提としたシステムである
THEO+docomoは長期投資を前提としています。
なので、10年後・20年後の資産を増やすのには向いていますが、1年後の資産を増やす投資としては向いていません。
むしろ、1年後にはマイナスになっている可能性もあります。
【THEO+docomoの特徴】
- THEO+docomoは5年〜10年先の資産を増やすためのもの
- 最初の数年はマイナスになる可能性もある
- 長期的に運用していくことで、効果を発揮する
THEO+docomoがそもそも向いていない可能性がある
THEO+docomoが自分の運用スタイルに向いているのかどうかも大きな要素です。
THEOに向いている人は
【THEO+docomoに向いている人の特徴】
- 長期投資を前提としていること
- 10年後・20年後の資産を増やす目的で運用していること
- 定期的な積立がしっかりできること
長期間積み立て投資を行うことによって、効果を発揮するのがTHEO+docomoです。
この目的じゃない人は向いていない投資なので、短期的に運用したい人は避けた方がいい投資だと言えます。
THEO+docomoが本当に一番いい投資なのかを見極める方法
THEO+docomoが本当に一番いい投資なのかを見極める視点としては
- 長期投資なのか?短期投資なのか?
- 自動運用か手動運用か?
このどれがいいのかによって、変わってきます。
長期投資か?短期投資か?
短期的に投資をしていきたい場合はTHEO+docomoは向いていません。
短期的に運用していきたい場合は
- クラウドバンク:運用期間が1年前後の投資。1万円から投資できる
- 【上場企業投資】funds:運用股間が1年前後。1円から投資できる。
このような投資もあり、個別株投資で短期売買などの方法もあります。
ただ、個別株投資の短期売買は非常にリスクが高い方法ですし、初心者の方が勝負できるような世界ではありません。
1年〜5年単位の短期投資の場合、THEO+docomoとは違う投資を行った方がいいと言えるでしょう。
自動運用か手動運用か?
自動で運用してくれるものがいい場合はTHEO+docomoが大きな選択肢になります。
ただ、自分で売買してみたい場合やより深い投資経験を積んでいきたい場合はTHEO+docomo以外の投資がいいでしょう。
- つみたてNISA:自分で売買する投資信託の長期運用
- 個別株投資:リスク大きめ。自分で売買する
このような自分で売買するものもあります。
自分で売買した方が実力は上がりますが、資産を増やすことだけが目的の場合はTHEO+docomoで自動運用するのもアリ。
長期×自動で運用×ドコモユーザーなら、THEO+docomoはポイントをゲットしつつ運用できる便利なものになります
THEO+docomoの類似投資と比較
THEO+docomoはロボアドバイザーと呼ばれる投資で、同様の投資だと
- ウェルスナビ
- 楽ラップ
といったロボアドバイザーがあります。
投資の方法自体はどれを使ってもそれほど変わらないんですが、最低投資金額に違いがあります。
ロボアドバイザー業者 | 最低投資金額 |
THEO(THEO+docomoも含む) | 1万円 |
ウェルスナビ | 10万円 |
楽ラップ | 10万円 |
2020年1月現在の金額です。最新の状況は公式サイトを確認してください。
THEOはドコモユーザーの場合、THEO+docomoを使用して、それ以外の方は通常のTHEOになります。
THEO以外のロボアドバイザーの場合は最低投資額が10万円になります。
まとめ:THEO+docomoの本当のメリット・デメリット
THEO+docomoは長期で自動に運用していく人向けのサービスです。
短期的に経験したいという場合には向いておらず、長期的に積み立てていくことになるので、すぐにやめると損失の可能性が大きくなります。
- 自動で運用したい
- 長期で運用したい
この2つの条件を満たしていて、ドコモユーザーである場合に有効なのがTHEO+docomoです。
投資経験だけ積みたい方や初心者でよくわからないから少額で投資を始めたいという方は以下の記事が参考になるので、そちらも見ていただけると嬉しいです。
【参考記事】
資産運用初心者はまず何から始めればいいのかを失敗経験から徹底解説!